平成25年4月1日、本校に自閉症・情緒障害特別支援学級「I組」と知的障害特別支援学級「G組」が設置されました。各学級とも通常の学級の生徒との交流も深めながら、教育活動を進めています。

I組(自閉症・情緒障害特別支援学級)

I組は、コミュニケーション等の面で通常の大きな集団での生活が難しく、小集団での活動や個別の支援が必要な状況にある生徒のために設置された固定式の特別支援学級です。(知的障害のない自閉症の生徒を対象にしています。)現在、小金井市立中学校には固定式の自閉症・情緒障害特別支援学級は本校にしかありませんので、市内全域を対象学区として生徒の受入れをしています。

教育課程は、「各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間」(基本的に通常の学級に準ずる内容)の指導に、「自立活動」を加えたものとなっています。「自立活動」とは、学習上または生活上の困難を改善・克服することを目的とした活動で、小集団での活動や生活を通して、困難を克服する力や社会スキル、コミュニケーション力を養います。
また、授業や行事の際に「交流学級」として通常の学級や学年集団に入って活動あるいは学習をする「交流及び共同学習」を進めています。
中学校卒業後の進路については、通常の学級の生徒と同じように進路指導が行われます。

I組の教育目標

ア 学習・生活上の困難を主体的に改善し、社会生活に適応できる力を育成する。
イ 自らの特性を知り、自立した社会参加を実現するための生きる力を育成する。
ウ 基礎的・基本的な知識や技能を習得し、課題を主体的に解決していく力を育成する。

I組の教育目標を達成するための基本方針

ア 生徒個々の障害の特性に応じ、指導目標や具体的指導内容を明確にした個別指導計画を作成し、生徒・教員・保護者の共通理解のもと指導を進める。
イ 生徒個々のニーズを把握した「学校生活支援シート」(個別の支援計画)を作成し、家庭・地域・医療及び専門機関等と連携して、一貫した教育支援を行う。
ウ 生徒の障害の状態や特性に応じた個別指導を重視し、計画的に集団活動の体験を積ませる。必要に応じて指導形態や集団の構成に配慮した学習環境を整え、通常の学級との交流活動の場を設定し、通常の学級との連携を進める。

行事や部活動への参加について

行事…原則として通常の学級と同じです。I組独自の校外学習が各学期1回予定されています。運動会やふじがね祭(合唱コンクール)は、一人一人の状況に合わせながら、交流学級で通常の学級の生徒と一緒に参加をするようにしています。2年生の移動教室、3年生の修学旅行も通常の学級と一緒に出かけます。

部活動…参加は任意ですが、希望により通常の学級の生徒と一緒に部活動に取り組んでいます。卓球部、陸上部、美術部、ハンドクラフト部などの活動に参加している生徒がいます。

(I組少人数指導用教室)

(I組普通教室)

(I組個別学習用スペース)

G組(知的障害特別支援学級)

G組は、通常の学級での学習に困難が伴う知的障害のある生徒のために設置された固定式の特別支援学級です。(知的障害のある方を対象としています。)現在、小金井市立中学校には本校と小金井第二中学校に知的障害の固定学級がありますが、本校のG組はJR中央線の北側にお住まいの方を対象としています。

教育課程は、「国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、職業・家庭、外国語」の各教科と「道徳」、「総合的な学習の時間」、「特別活動」に「日常生活の指導」と「作業学習」を加えたものとなっています。
また、行事の際にはできるだけ通常の学級の生徒との交流が図られるようにしています。
卒業後の進路については、一人一人の状況、希望によってそれに合わせた進路指導が行われます。

G組の教育目標

ア 豊かな生活を送るために必要な基本的生活習慣を身に付け、社会に適応できる力を育成する。
イ 生徒個々の特性に合った自立と社会参加を実現するための生きる力を育成する。
ウ 健康で豊かな生活を送るために必要な知識、技能、体力を主体的に学ぼうとする姿勢を育成する。

G組の教育目標を達成するための基本方針

ア 生徒個々の障害・発達・生活の様子・生活年齢に応じ、指導目標や具体的指導内容を明確にした個別指導計画を作成し、生徒・教員・保護者の共通理解のもと指導の充実を図る。
イ 生徒個々の障害の状態に応じた個別の教育支援計画を作成し、地域・医療・専門機関等と連携して、一貫した教育支援を行う。
ウ 望ましい社会参加を目指し、生活に直結した場面設定や題材、具体的・体験的な学習活動を充実させ、日常生活や社会生活に必要な技能や習慣を身に付けさせる。
エ 生徒個々の特性に合った将来の就労を実現するため、キャリア教育を系統的・計画的に行い、就労に必要な基礎的な知識や技能及び態度を体得させる。

行事等への参加について

行事…原則として通常の学級と同じです。G組独自の校外学習や清里への2泊3日の宿泊学習、他校の知的障害特別支援学級との球技大会、マラソン大会、劇と音楽の会などがあります。運動会やふじがね祭(合唱コンクール)は、G組として参加をしています。

その他…週1~2回放課後の時間に東京学芸大学の和太鼓サークルの方に来ていただき、和太鼓演奏の指導を受けています。

(G組木工調理室・調理)

(G組普通教室)

(G組木工調理室・木工)

特別支援学級への入学、転学について

本校のI組、G組への入学、転学には特別な手続きが必要となります。小金井市立小・中学校に在籍されている場合には、在籍校の担任の先生等にまずご相談ください。現在小金井市外にお住まいで将来本市に転居の予定のある方は、小金井市教育委員会学務課学務係に直接お問合せください。
特別支援学級についてのお問合せは、小金井市教育委員会学務課学務係(042-387-9874)と小金井市教育委員会指導室指導係(042-387-9877)で受け付けておりますのでご利用ください。

I組、G組とも学級の説明や授業参観をお受けしています。それぞれ、個別の対応を原則とさせていただいています。I組、G組の学級の説明や授業参観についてご希望がある場合には、小金井市立小・中学校に在籍されている場合には、在籍校の担任の先生等にまずご相談ください。小金井市立小・中学校以外の学校に在籍されている場合は、小金井市教育委員会学務課学務係(042-387-9874)に直接お問合せください。

※I組、G組の説明や授業参観についてご不明な点などございましたら、本校副校長までお問合せください。
電話 042-383-1161